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★たつたやま みつつこへこし さくらばな
ちりかすぎなむ わがかえるとこ
★龍田山で見ながら越えて来た。桜の花は散りすぎて
しまうのだろうか。私が帰らないうちに
大伴家持
巻20－4395
ちりかすぎなむ わがかえるとこ
★龍田山で見ながら越えて来た。桜の花は散りすぎて
しまうのだろうか。私が帰らないうちに
大伴家持
巻20－4395
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★おおきみの みことかしこみ ゆみのともさ
ねかわたらむ ながけこのよるを
★大君の命令が畏いので 弓といっしょに
寝続けるのだろうか。長いこの夜を
大伴部子羊
巻20－4394
ねかわたらむ ながけこのよるを
★大君の命令が畏いので 弓といっしょに
寝続けるのだろうか。長いこの夜を
大伴部子羊
巻20－4394
[0回]
★おおきみの みことされば ちちははを
いはいへとして まゐできにしを
★大君の命令なので、父母を残し 斎翁を残して
やって来たことよ
大伴部麻与左
巻20－4394
いはいへとして まゐできにしを
★大君の命令なので、父母を残し 斎翁を残して
やって来たことよ
大伴部麻与左
巻20－4394
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★ あめつちの いづれのかみを いのらばか
いとしははに またことてはむ
★ 天地のどの神に祈ったならまた慕わしい
母と話ができるのだろうか
大伴部麻与左
巻20－4392
いとしははに またことてはむ
★ 天地のどの神に祈ったならまた慕わしい
母と話ができるのだろうか
大伴部麻与左
巻20－4392
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★くにぐにの やしろのかみに ぬさまつり
あがいのひすなむ いもがかなしさ
★国々の社にます神々に幣を広げて
あがこひをしているであろう妻の悲しさ
忍海部五百麻呂
巻20－4391
あがいのひすなむ いもがかなしさ
★国々の社にます神々に幣を広げて
あがこひをしているであろう妻の悲しさ
忍海部五百麻呂
巻20－4391
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