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★いけみずに かげさへみえて さきのひふ
あしびのはなの そでをこきいれな
★池水に影まで咲き輝いてる馬酔木の花を
袖にこきいれたいよ
三方王
巻20－4512
あしびのはなの そでをこきいれな
★池水に影まで咲き輝いてる馬酔木の花を
袖にこきいれたいよ
三方王
巻20－4512
[0回]
★ をしのすむ きみがこのやま けふみれば
あしびのきのはなも さきにけるかも
★大君が今もご蘭になり続けているだろう、高円の
野辺を見るたびに泣けてしまう
三方王
巻20－4511
あしびのきのはなも さきにけるかも
★大君が今もご蘭になり続けているだろう、高円の
野辺を見るたびに泣けてしまう
三方王
巻20－4511
[0回]
★おおきみの つぎてみすらし たかまどの
のへみるごとに ねのみしなかゆ
★大君が今もご覧になり続けているだろう高円の
野辺を見る度に泣けてしまう
甘南備伊香
巻20－4510
のへみるごとに ねのみしなかゆ
★大君が今もご覧になり続けているだろう高円の
野辺を見る度に泣けてしまう
甘南備伊香
巻20－4510
[0回]
★はふくずの たえずしのはむ おおきみの
みししのへには しめゆふべしも
★蔓を伸ばす葛のように、絶えずお慕いしよう。
大君がご覧になった高円の野辺には標縄が
張っているよ
・延ふ葛の→枕詞
大伴家持
巻20－4509
みししのへには しめゆふべしも
★蔓を伸ばす葛のように、絶えずお慕いしよう。
大君がご覧になった高円の野辺には標縄が
張っているよ
・延ふ葛の→枕詞
大伴家持
巻20－4509
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★たかまどの のへはふくずに すへつひに
ちへにわすれむ わがおおきみかも
★高円の野に延びる葛の末、後々についに、
千年の後に忘れしまうようなわが君であろうか
中臣清麻呂
巻20－4508
ちへにわすれむ わがおおきみかも
★高円の野に延びる葛の末、後々についに、
千年の後に忘れしまうようなわが君であろうか
中臣清麻呂
巻20－4508
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