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★なるかみも すことよみて さしくもり
あめもふらぬか きみをとどめる
★かみなりが少しとどろいて曇りはじめ雨も
降ってくれないだろうかあ。貴方を引き留める
られるだろうに
柿本人麻呂歌集
巻11－2513
あめもふらぬか きみをとどめる
★かみなりが少しとどろいて曇りはじめ雨も
降ってくれないだろうかあ。貴方を引き留める
られるだろうに
柿本人麻呂歌集
巻11－2513
[0回]
★ うまざけの みもろのやまに たつつきが
みがほしきみが うまのおろそする
★ 味酒の三緒山のように立つ月のように、
見たいと思う貴方の足音がする
・味酒のー枕詞
柿本人麻呂歌集
巻11－2512
みがほしきみが うまのおろそする
★ 味酒の三緒山のように立つ月のように、
見たいと思う貴方の足音がする
・味酒のー枕詞
柿本人麻呂歌集
巻11－2512
[0回]
★こもりくの とよはつせぢは とこなめの
かしこきみちを こひごころゆめ
★隠国の豊泊瀬道はいつも、足が滑る
恐ろしい道ですよ。恋心にはやりますな、
けっして
柿本人麻呂歌集
巻20－2511
かしこきみちを こひごころゆめ
★隠国の豊泊瀬道はいつも、足が滑る
恐ろしい道ですよ。恋心にはやりますな、
けっして
柿本人麻呂歌集
巻20－2511
[0回]
★あかこまの あしがきはやけば くもいにも
かくれゆかむぞ そでまけわぎも
★赤駒の足搔きが速いので、朝は忽ちに
雲居隠れに帰ってしまうだろう、さあ、
早く袖を枕とせよ、吾妹は
柿本人麻呂歌集
巻20－2510
かくれゆかむぞ そでまけわぎも
★赤駒の足搔きが速いので、朝は忽ちに
雲居隠れに帰ってしまうだろう、さあ、
早く袖を枕とせよ、吾妹は
柿本人麻呂歌集
巻20－2510
[0回]
★ますみかがみ みともはやめや たまかぎる
いわがきふち こもりたるつま
★真澄鏡のように見たとは言えるだろうか。玉の
輝く岩垣淵のように、逢わない妻よ
真澄鏡→枕詞
柿本人麻呂歌集
巻20－2509
いわがきふち こもりたるつま
★真澄鏡のように見たとは言えるだろうか。玉の
輝く岩垣淵のように、逢わない妻よ
真澄鏡→枕詞
柿本人麻呂歌集
巻20－2509
[0回]