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★わぎもこが われをおくると しろたへのそで
ひづまでに なきしおもほゆ
★吾妹子が私を送るとて、白栳の衣の袖が
濡れることが思われるよ
・白栳→枕詞
巻11－2518
ひづまでに なきしおもほゆ
★吾妹子が私を送るとて、白栳の衣の袖が
濡れることが思われるよ
・白栳→枕詞
巻11－2518
[0回]
★ たらちねの ははにさあらば いたづらに
なんじあれも ことはあるべし
★たらちねの母に拘っていたら、お前も私も事は
苦しくなってしまうだろう
柿本人麻呂
巻11－2517
なんじあれも ことはあるべし
★たらちねの母に拘っていたら、お前も私も事は
苦しくなってしまうだろう
柿本人麻呂
巻11－2517
[0回]
★しきたへの まくらにひとは こととへや
そのまくらには こけむしにけり
★敷栳の枕に人は言問いなどしましょうか、あなたは
恋しているわけでもなく、こちらの枕は苔が生していますよ
柿本人麻路歌集
巻11－2516
そのまくらには こけむしにけり
★敷栳の枕に人は言問いなどしましょうか、あなたは
恋しているわけでもなく、こちらの枕は苔が生していますよ
柿本人麻路歌集
巻11－2516
[0回]
★ しきたへの まくらうごきて よるもねず
おもふひとには のちにあはむものを
★敷栲の枕がしきりに動いて夜も寝られない。思って
居る人に、後で逢えるだろうか
・敷栲→枕詞
柿本人麻呂歌集
巻11ー2515
おもふひとには のちにあはむものを
★敷栲の枕がしきりに動いて夜も寝られない。思って
居る人に、後で逢えるだろうか
・敷栲→枕詞
柿本人麻呂歌集
巻11ー2515
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★なるかみは すこしとよみて ふらずとも
われはとまらぬ いもしとどめば
★雷が少々とどろいて雨が降るなどと
いうことがなくても、わたしは
留まろう 妻が留めるのなら
柿本人麻呂歌集
巻11－2514
われはとまらぬ いもしとどめば
★雷が少々とどろいて雨が降るなどと
いうことがなくても、わたしは
留まろう 妻が留めるのなら
柿本人麻呂歌集
巻11－2514
[0回]