万葉歌手辻友子
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2024/11/25 (Mon)
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正延心緒 巻11-2532「凡ならば 誰が見むとかも ぬばたまの わが黒髪を 靡けて居らむ
★ おほならば だれがみむとも ぬばたまの
わがくろかみを なびけてをらむ
★通りいっぺんの気持ちなら、誰が見ようとてこの
漆黒の髪を靡かせていまししょうか
・ぬばたまの→枕詞
巻11-2453
[0回]
2016/04/28 (Thu)
万葉たまゆら
正延心緒 巻11-2353「わが恋ふる 事も語らひ 慰めむ 君が使を 待ちやかねてむ
★わがこふる こともかたらひ なぐさめむ
きみがつかひを まちやかねてむ
★私がどんなに恋しいかもも語って自分を
慰めるようなあなたのお使いをまちかねて
いるだろうか
巻11-2353
[0回]
2016/04/28 (Thu)
万葉たまゆら
正延心緒 巻11-2542「若草の 新手枕を 枕き染めて 夜をや隔てぬ 憎くあらなくに
★わかくさの にいてまくらを まきそめて
よるをやへだてぬ にくくあらなくに
★若草のように初々しい手枕を巻いてどうして
夜を隔てよう。憎くないものを
・若草の→枕詞
巻11-2542
[0回]
2016/04/28 (Thu)
万葉たまゆら
正延心緒 巻11-2540>「振りわけの 髪を短み 青草を 髪にたくらむ 妹をしそ思ふ
★ふりわけの かみをみじかみ あおくさを
かみにたくらむ いもをしそおもふ
★随分髪が短いので、青草を髪につけて
束ね挙げている娘だろう娘をこそ思ふことです
巻11-2540
[0回]
2016/04/28 (Thu)
万葉たまゆら
正延心緒>巻11-2541「徘徊り ゆきみの里に 妹を置きて 髪にたくらむ 妹をしそ思うふ
★ たもとほり ゆきみのさとに いもをおきて
かみにたくらむ いもをしそおもうふ
★あちこち歩いていくゆきみのさとに妻を置いて私の
心はうわの空だ。土を踏んではいても
。たもとほとり→枕詞
巻11-2541
[0回]
2016/04/28 (Thu)
万葉たまゆら
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性別:
女性
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