★ さけのなを ひじりとおほせし いにしへの おおきひじりの ことのよろしさ
★ お酒の名前を 「聖」(ひじり)と名づけた昔の魏の徐ばくの言葉のまことにけっこうなことよ
巻3-339 大伴旅人
前首より、大宰府師大伴卿の酒を讃める歌十三首・・・・とあります。
これはだから、二首目ですね。
徐ばくは、禁酒令を犯して酒を飲み、酒の事を「聖人に中(あた)る」と言ったそうです。
酒の事を聖人・・・濁り酒のことを、賢人・・・・と言ったそう・・・おかしいですね。
まぁ、今で言うなら、酒飲みの自己弁護といったところでしょうが・・・・
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