★ しらぬひつくしの わたはみにつけて いまだはきねど あたたけくみゆ
★ しらぬひの筑紫特産の綿はまだ身に付けて着てはいないけれど、いかにも暖かそうですね
巻3-336 沙弥満誓(さみまんせい)
筑紫観世音寺の別当(寺の長官)として、下向(九州に下る)して、大友旅人と親交の深い
かなり格の高い僧のようです。都府楼跡の東にあった寺とあります。都府楼(とふろう)は私が
生まれて小学校までの間、住んでいたところの直ぐ近くです。懐かしく不思議な感覚ですね。
綿を女と見る説もありますが、僧ですからねぇ~公にはね・・・
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