★ わがさかり またをちめやも ほとほとに ならのみやこを みずかなりなむ
★ 私のいのちの盛りがまた再び若返って戻ってくる事があるのだろうか・・・ありはしない
だろう・・・・・奈良の都ももう一度見ることもないのだろうか・・・・
巻3-331 師大伴卿(そちおほとものまへつきみ)
新幹線や飛行機でひょいと、京都にいける時代では有りません。
異郷に赴任すれば、そこで骨をうずめる事を覚悟したことでしょう・・・・・自分の思い通りに
ならないことがたくさんあった時代です。あきらめる・・・・現代人は忘れがちです。
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