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★ あわじの のしまのさきの はまかぜに いもがむすびし ひもふきかえす
★ 妻が旅立ちの時に、無事に再会することを祈って結んだ羽織の紐が、淡路の野島の岬の浜風
に、「無事ですか・あなたを想っています」という心を載せて吹き返すことです。
巻3-251 柿本人麻呂
今は昔、その当時は、旅立つ事は、死をも覚悟する事であったから、夫婦も恋人も下着を交換し
合ったり、お互いの最も大切なものを交換し合ったりしたのです。
今でも、大好きな人が忘れていったマフラーをその人と思って抱きしめたりするシーンが
ドラマなどでありますよね。そういう気持ちってみんな持っていると思います。
また、結ぶ・・・というのは特別な意味合いがありました。
やはり、愛する人と結ばれる・・・というように、現代でも生きている大和言葉の一つですね・・・
夫と妻は、恋人同士は、肉体は離れていても、心は結ばれていて解かれる事はない・・・
その思いが風に載って、通じてくる・・・きっと、妻も風に吹かれながら、同じ思いでいることだろう