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★ おくれいて こひつつあらずは おひしかむ みちのくまみに しのゆへわがせ
★ 後に一人残されて、恋慕いてくるしんでいないで、追いついていきたい。だから、
お願いです。道の曲がり角にしるしの紐を結んでおいてください。愛しいあなた様。
巻2-115 但馬皇女
穂積皇子に勅(みことのり)して志賀の山寺に遣はしし時に、但馬皇女の作りませる御歌一首
とあります。なぜ、穂積皇子が志賀の山寺に行かされたのかは記されていませんが、
この歌の流れから、人知れぬ恋が発覚して、お咎めをうけたと予測されます。
今とは、性というものへの感覚が全く違っていた時代とはいえ、皇室関係者や天皇の周りは
いろいろと口騒がしく言う人もいらしたことでしょう。
でも、止められないから恋・・・人知れぬから・・尚更、思いがつのるのでしょうね・・・