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★ ゆうさらば しほみちきなむ すみのえの あさかのうらに たまもかりてな
★ 夕暮れになると、潮が満ちてくるでしょう。その前に、住吉の浅鹿の浦で
玉藻を刈り取ってしまいたい・・・玉の藻のような私の恋する人を・・・
巻2-121
玉・・・というものは、美しいもの大切なものに通ずる言葉であり、また、魂と同義語のような
ものです。玉のような藻とは、最高の恋する相手への賛美です。
信濃なる 千曲の川の さざれいし 君し踏みては 玉と拾はむ
という万葉和歌と一緒です。
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