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★天皇の 神の命の 敷きいます 国のことごと 湯はしも 多にあれども 島山の よろしき国と
こごしかも 伊予の高嶺の 射狭庭の 岡に立たして うち偲び 言偲ひせし み湯の上の
木群を見れば 臣の木も 生ひ継ぎにけり 鳴く鳥の 声も変はらず 遠き代に 神さびゆかむ
幸しどころ
★ すめろきの かみのみことの しきいます くにのことごと ゆはしも さはにあれども
しまやまの よろしきくにと こごしかも いよのたまねの いさにはの おかにたたして
うちじのひ ことしのひせし みゆのうへの こむらをみれば おみのきも
おひつぎにけり なくとりの こえもかはらず とおきよに かむさびゆかむ いでましどころ
巻3-322 山部宿禰赤人
★ 現人神(あらひとがみ)であられる天皇の治められております国のすべてに、温泉は沢山あり
ますが、島の山の立派な国として、険しい伊予の高嶺の射狭庭の丘にお立ちになって、
もの深く国思い、言葉に思いを託して、温泉の上の木々を見ると、臣の木も成長し続け、
鳴く鳥の声も、変わることなく、はるか遠い将来まで、この山の国は神々しくなっていく事だろ
う。この天皇の行幸の地は・・・・・