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★ みなつきの つちさえさけて てるひにも わがそでひめや きみにあはずして
よみびとしらず
★ 陰暦の6月の、大地まで裂けるように照っている太陽にも私の袖は乾くであろうか・・
・・・・・あなたに逢えないままで・・・・
詠み人知らず
注・・・陰暦は大体ひと月ちょっと今の暦より早いと思って下さい。
この句は八月初旬ぐらいでしょうか?
朝夕は秋風がそっと忍び込む季節となりましたが、昼の太陽は変わらず照りつけていますね。
暑い太陽のように、あなたのことを思う心という、言い方も出来そうだけれど・・・・そこが、ちょいと
奥ゆかしい所ですね・・・・袖が乾くと詠うのは、袖が濡れているから・・・
照りつける太陽の暑さで汗が出ているのでしょうか・・・・いや、そうではないでしょう・・・・
・・・・あえない辛さに涙してしとど濡れてしまうと伝えたいのではないでしょうか?
比喩の表現ですね・・・・・