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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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リービさんは、古きよき日本を愛する、外国人のお一人である。

今は、法政大学教授として教鞭をとる傍ら、文筆活動・講演活動

と、お忙しい。でも、僕はあくまでも「小説家」と、おっしゃって

おられた。

お忙しい中、法政大学のカフェでいろいろとお話させていただいた。

私が、美しい日本語に拘って歌っているうちに万葉集に目覚めたこと

・・・・・言葉は民族の「いのち」だから、大切にしたい。

それを、自分のできる形で伝えたい・・・・私のこんな話を真剣に

聞いてくださった。

日本の大学生は本当に勉強しないと嘆いておられた。

リービさんの講義の、大切さを解らずに、サボったり、寝ている

無駄金使いの学生たち・・・・かわいそうに・・・


不思議なことに日本と言う国は、戦後の行き届きすぎたアメリカ

ナイズされた教育のおかげで、民族しての、誇りをもてない国に

なってしまった。

国歌を歌うときに、歌わない・起立もしない国民がどこに

いるだろうか?私が、先生をしていたころ、君が代を歌うか

歌わないか、国旗を掲げるか掲げないか、卒業式の式典の

会議が延々と続けられた。そして、議題はそれに終始し、

5時5分前になると、ある教員から、「後5分で勤務時間

終わります」と意見が出される。まだ、教員一年生の私には

奇妙な光景であった。他に打ち合わせすることがたくさん

あるのに・・・変な会議だなぁ・・・・・


自分の国を恥じ、国歌や国旗に文句をつけるなら、自分の

お気に入りの国歌と国旗の国の国民になればいい。

国旗も国歌も、芸術性やら、デザイン性やらそんなことは

些細なことである。例えば、りんごがみかんにならないような

事だ。そういう日本人を見かねている外国人も大勢いらっしゃ

って、もっと、昔に持っていた日本人らしい心や所作に魅かれて

日本に来ては見たものの・・・・と、感じているはずである。


戦後、70年を過ぎようとしている今、日本人である自分を

大切にしたいと思うのは、ごくごく自然な心だと思う。


C・w二コルさんと、お話したときに、海外で其の国の国歌が

鳴る時間があり、其の国の人が立ち上がったので、他の国の人も

敬意を表して、起立した。そこで、日本の若者のグループのみが

へらへらと話をしていた。二コルさんは、その日本人の若者たち

を、叱ったそうである。二コルさんも、日本を愛し、とうとう

日本国籍までとったのだ。暖かい熊さんのような人だった。

其の大好きな日本人が、そのような姿勢で他国で振舞うことは

二コルさんにとって、悲しく残念な出来事だった。


私は、なんだか日本の中にいる、日本を真正面から見ることの

できない日本人より、まっすぐに日本を愛する外国人の方と

出会ってほっとした。うれしかった。自分の国を愛してくれている。

戦後の教育でそだった私は、日本人としての誇り、伝統、本当の

歴史を学んでいない。自分の国を愛せない人は、自分を愛せないだろう。

私は、大きな声で言いたい。

日本人であることを誇りに思っていると・・・・だから、万葉集を

歌って、その大和心を伝えて生きたいのだ。

もし、国歌・国旗にけちをつける人は、オリンピックを見ないで欲しい。

応援する権利は無い。

リービさんとの共演の話から、少し熱くなってしまったが、今から、楽しみである

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