[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
アマリッリというイタリア歌曲があります。
西洋音楽のクラシックの声楽を学び始めたら、caro mio ben と並んで、必ずや歌う曲です。
先日、オペラシティーリサイタルホールでのリサイタルの時に、リュートではありませんが
ギター伴奏で、歌わせてもらいました。
私は力まずになるべく自然に歌うのが好きですが、
師匠の藤岡宣男のCD[マジックオブラブ」のアマリッリとカロミオベンは、絶品!
一番弟子の特権で、同じアレンジで歌わせて貰いました。
10年以上、イタリアのパトヴァいう町で、アート作家をしている
20代からのお付き合いの友人が、たまたま帰国していてリサイタルに聞きに駆けつけてくれました。飛行機に乗って・・・・
彼がイタリアの歌手のアマリッリと違って、
好きな相手を大きな声で圧倒して魅了するのではなく、しっとりと歌い上げていて
凄く良かったと言われ、大変嬉しかった。
日本の歌を外人が歌うと全く違う音楽になってしまうのと同様
日本人である私は、イタリア人には永久になれません。
日本人のアマリッリ、もっと言わせて貰うと、辻 友子のアマリッリしか歌えないのです。
私の情緒や恋の経験、人としての成熟度から生まれるアマリッリなのです。
でも、それが、イタリアに在住のイタリア人の声楽家の友達も沢山居る友人から、
とても良かったと言われた時、私は嬉しかった。
大和心のイタリア歌曲・大和心のオペラアリアの世界をもっと広げたいと思います。
イタリア人のあの体格、食欲・性欲は、納豆、おみおつけ、おしんこの日本人では適いません。
日本人ならではの、雅なアリア・たゆたうイタリア歌曲を歌いたいと思います。