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私が、師匠である藤岡さんに出会ったのは、ヤマハの楽譜売り場のコンサートちらしの棚でした。
そのころ、酷いウツを患っていたので何故、横浜の楽譜売り場まで行けたのか、
またそのころのことは断片的にしか覚えていなせん。
派手なクラシックのチラシの中に、地味な藤岡さんのちらしがありました。
何故、コンサートに出向いたかと言うと、まず、
★下手でもカウンターテナーだったらソプラノと違って叫ばないからうるさくないだろうということ
★ちらしに記された演奏曲目が全て、私の好きな曲であったこと、
★写真がちょっとかっこよさそうだったこと、
★派手なちらしじゃないところに、逆に何か自信のようなものを感じたこと、などでした。
2002年2月19日(火)みなとみらい小ホール7時開演でした。
高校の音楽の非常勤をして合唱部の指導もしていたので、
開演ぎりぎりに、すべり込みでホールにかけこみました。
受付には和服姿の男性が微笑みを浮かべて立っていました。
「開演を5分遅らせていますから、そんなにあせらなくても大丈夫ですよ」と
その和服姿の方は言われました。いい人だなと、思いながら客席の一番後ろに座りました。
その出会いが私の人生を変えることになるとはその時の私は知りませんでした。