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藤岡さんに習い始めた初期のころ、ブライアン・アサワのCDを貸してくれました。
「僕、この人の歌をコンサートで聞いて、カウンターテナーになろうと思ったんだよ」と、言って・・・
次のレッスンの時、感想を求められたので、
「とても、上手くて、声も素敵ですね。低音部から高音部までなめらかで、完成度が高いとおもいます。でも、3曲目で飽きてしまったんです。」と、答えました。
「そうなんだよね。飽きちゃうんだよね。僕もそう思った」
飽きない・・・
これこそ、本物の定義のひとつであると私は思います。
ブライアン・アサワの歌声に飽きた藤岡宣男さんの歌声を、私は飽きることなく毎日のように聞いています。
何度聞いても飽きないから・・何度聞いても気持ちいいから・・
クラシック音楽に全く興味の無い私とは異人種のような私の娘も藤岡さんの歌は評価していました。
何故なのか・・・何故飽きないのか・・・・そこに、藤岡宣男の歌声の秘密の一つが隠されています。