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★ ゆふされば ものおもひまさる みしひとの こととふすがた おもかげにして
★ 夕方になると、ますます物思いが募り、お逢いしたあの方の、言葉を問いかける姿が
面影になって思い出されます
巻４－６０２ 笠女郎
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★ みまつりて いまだときだに かはらねば としつきのごと おもほゆるきみ
★ お世話を申し上げて、まだいくいらも経っていないのに、長いことであるかのように
思われる君よ・・・
巻４－５７９ 余明軍（よのみゃうぐん）
これも、男同士の愛の歌ですね・・・大伴旅人は随分とおもてになられたようです。
魅力的な方だったのですね・・・京の香りを漂わせた、歌人・・・・・
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★ あしひきの やまにおひたる すげのねの ねもころみまく ほしききみかも
★ あしひきの山に生えている菅の根ではないけれど、ねんごろに心を尽くしてお世話をしたいと
思うあなたです。
巻4-580 余明軍
引き続き、大伴家持に余明軍が捧げた歌です。おモテになりますこと・・・・・
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★ いきてあらば みまくもしらず なにしかも しなむよいもと いめにみえつる
★ 生きていれば、逢える事もあるかもしれない。それなのに、どうして「死んでしまおう。。愛しい
人よ」とおっしゃって夢に現れたのですか？
大伴坂上大嬢
大伴坂上家の大娘（おほをとめ）の大伴宿禰家持（おほともすくねやかもち）に報へ（こたへ）
贈れる歌4首の1首目・・・・・
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★ ますらをも かくこひけるを たわやめの こいふるこころに たぐひあらめやも
★ 立派な男子であるあなたでさえ、このように恋をするのに、ましてや弱い女の身である
私の恋する心は、ほかにはありはしないほどです・・・・・・
巻4-582 大伴坂上大嬢
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