忍者ブログ
万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
[683]  [684]  [685]  [686]  [687]  [688]  [689]  [690]  [691]  [692]  [693
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

PR
★ たまほこの みちゆきうらに うらなへば

   いもはあはむと われにのりつる

★ 玉桙の道をあるいてうらなうと、あの子は

  逢うだろうと、、うらないはわたしに告げたことです。

 巻11-2507    柿本人麻呂歌集

  玉桙→枕詞

拍手[0回]

★ ことだまの やそのちまたに ゆふけとひ

    うらまさにのる いもはあひよらむ

★ 言霊に満ちたいくつもの道が交差する場所で、

  夕占を問い尋ねた。占は正に言った事です。

  あの子は私に靡くだろうと・・・

    巻11-2506   柿本人麻呂歌集

  夕占→上記のような「占」は「夕」に、おこなったので

     「夕占」と言う。

    夕方は神と人間との時間の接点、つまり異界の霊威と

    触れ合うことの出来る時間帯だからである。

拍手[0回]

★ あづさゆみ ひきてゆるさず あらませば

    かかるこひには  あはざらましを

★ 梓弓を引いて緩めないように、私の心も許さなかったら、

  こんなに苦しい恋には逢わなかったでしょう。

    巻11-2505    柿本人麻呂歌集

拍手[1回]

★ とききぬの こひみだれつつ うきまなこ

  いきてもわれは ありわたるかも

★ 解いた衣のように恋に乱れつつ、流れに浮く砂のように生きて

  私は過し続けることです。

  巻11-2504    柿本人麻呂歌集

 うきまなこ→浮沙→水面に浮かぶ泡などに付いた細かな砂や埃の事

拍手[0回]

★ ゆふされば とこのへさらぬ つげまくら

    いつしかとなは ぬしまちかてに


★ 夕方になると、床のあたりを離れることの無い

  黄楊の枕よ。いつかいつかとお前は、主人を待ちかねているの

  でしょうか?

    巻11-2502   柿本人麻呂歌集

拍手[0回]

カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
ブログ内検索
プロフィール
HN:
辻友子
性別:
女性
自己紹介:
万葉を歌う歌手、辻友子のブログ。くわしくはホームページを!
Copyright © 万葉歌手辻友子 All Rights Reserved.
Designed by 10p
Powered by Ninja Blog

忍者ブログ [PR]