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★ いきのをに いもをしもへば
としつきの ゆくらむわきも おもほえむかも
★ 命の限りに、あの子の事を思うので、年月が過ぎて行く
区別も考えられないことです。
巻11－2536
別（わき）→年月のけじめ、区別
としつきの ゆくらむわきも おもほえむかも
★ 命の限りに、あの子の事を思うので、年月が過ぎて行く
区別も考えられないことです。
巻11－2536
別（わき）→年月のけじめ、区別
[0回]
★ おほろかの わざとはもはじ
わがゆゑに ひとにこといたく いはれしものを
★ いい加減な事をしたとは、思ってはいません。
私の為に、人にあれこれとうわさされたものを。
巻11－2535
おほろか→通り一遍、
「すること」を行「わざ」と言う
わがゆゑに ひとにこといたく いはれしものを
★ いい加減な事をしたとは、思ってはいません。
私の為に、人にあれこれとうわさされたものを。
巻11－2535
おほろか→通り一遍、
「すること」を行「わざ」と言う
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★ あひおもはぬ ひとのゆゑに
あらたまの としのをながく わがこひをらむ
★ お互いに思いあっているものではないか、
あらたまの年月ながく、私は恋慕い続けているのでしょうか。
巻11－2534
あらたまの→枕詞
あらたまの としのをながく わがこひをらむ
★ お互いに思いあっているものではないか、
あらたまの年月ながく、私は恋慕い続けているのでしょうか。
巻11－2534
あらたまの→枕詞
[0回]
★ おもわすれ いかなるひとの するものそ
われはしかねつ つぎてしおもへば
★ 顔を忘れると言う事は、どんなひとがするのだろう。
私にはできない。ずっとあなたの事を思っているので
巻11→2533
われはしかねつ つぎてしおもへば
★ 顔を忘れると言う事は、どんなひとがするのだろう。
私にはできない。ずっとあなたの事を思っているので
巻11→2533
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★ おほならば たがみむとかも
ぬばたまの わがくろかみを なびけておらむ
★ いい加減な気持ちならば、誰が見ようと、ぬばたまの
このわが黒髪を靡かせているでしょうか？
巻11－2532
ぬばたまの→枕詞
おほならば→通り一遍、いい加減
ぬばたまの わがくろかみを なびけておらむ
★ いい加減な気持ちならば、誰が見ようと、ぬばたまの
このわが黒髪を靡かせているでしょうか？
巻11－2532
ぬばたまの→枕詞
おほならば→通り一遍、いい加減
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