×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
PR
★ たもとはり ゆきみのさとに いもをおきて
こころそらなり つちはふめども
★ 行きつ戻りつする行箕の里に、妻を置いて
心はうわの空だ。土は踏んでいるけれど。
巻11－2541
たもとはり→枕詞→行きつ戻りつする
こころそらなり つちはふめども
★ 行きつ戻りつする行箕の里に、妻を置いて
心はうわの空だ。土は踏んでいるけれど。
巻11－2541
たもとはり→枕詞→行きつ戻りつする
[0回]
★ ふりわけの かみをみじかみ
あおくさを かみにたくらむ いもをしそおもふ
★ 振り分けた髪が短いので、青草を髪に加えて束ねあげているだろう
あの子の事を思います。
巻11－2540
たくらむ→束ねあげること
あおくさを かみにたくらむ いもをしそおもふ
★ 振り分けた髪が短いので、青草を髪に加えて束ねあげているだろう
あの子の事を思います。
巻11－2540
たくらむ→束ねあげること
[0回]
★ あいみては ちとせやいぬる いなをかも
われやしかおもふ きみまちかてに
★ 逢ってから千年が、経ったのだろうか。いや、そうではないなあ。
わたしが、そう思うだけなのか、あなたを待ちかねていて
巻11－2539
われやしかおもふ きみまちかてに
★ 逢ってから千年が、経ったのだろうか。いや、そうではないなあ。
わたしが、そう思うだけなのか、あなたを待ちかねていて
巻11－2539
[0回]
★ ひとりねと こもくちめやも あやむしろ
をになるまでに きみをしまたむ
★ 独りで寝ても、薦が朽ちるということがあるでしょうか？
それほどの筵なのに、もっと上等な綾織の筵が破れて緒になるまで
あなたをお待ちいたしましょう。
巻11－2538
薦→沼地に生える草の一種
をになるまでに きみをしまたむ
★ 独りで寝ても、薦が朽ちるということがあるでしょうか？
それほどの筵なのに、もっと上等な綾織の筵が破れて緒になるまで
あなたをお待ちいたしましょう。
巻11－2538
薦→沼地に生える草の一種
[0回]
★ たらちねの ははにしらえず
わがもてる こころはよしゑ きみがまにまに
★ たらちねの母にも知られずに、私が抱いている心は
ええい、ままよ。あなたのお気持ち次第。
巻11－2537
心はよしゑ→捨てばちなきもちの感動詞、どうなろうとも
わがもてる こころはよしゑ きみがまにまに
★ たらちねの母にも知られずに、私が抱いている心は
ええい、ままよ。あなたのお気持ち次第。
巻11－2537
心はよしゑ→捨てばちなきもちの感動詞、どうなろうとも
[0回]