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★ あさかげに わがみはなりぬ
たまかぎる ほのかにみえて いにしこゆ
★ 朝影のように わが身ははかなくなってしまいました。
玉のきらめきのようにかすかに見えたただけで、去っていった
あの子のように・・・・
巻12－3075
・玉かぎる→枕詞→玉のかすかなきらめきから
たまかぎる ほのかにみえて いにしこゆ
★ 朝影のように わが身ははかなくなってしまいました。
玉のきらめきのようにかすかに見えたただけで、去っていった
あの子のように・・・・
巻12－3075
・玉かぎる→枕詞→玉のかすかなきらめきから
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★ あまをとめ かづきといふ わすれがい
よにもわすれじ いもがすがたは
★ 海の少女が潜っては取るという忘れ貝、
けっして忘れない・・・妻の姿・・
巻12－3084
よにもわすれじ いもがすがたは
★ 海の少女が潜っては取るという忘れ貝、
けっして忘れない・・・妻の姿・・
巻12－3084
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★ こふることは まさればきみは
たまのをの たえてみだれて しねべくおもほゆ
★ 恋する思いが、ますます募るので、今は命をつなぐ
玉の緒も切れ、魂も乱れてしんでしまいそうに思われる
巻12－3083
たまのをの たえてみだれて しねべくおもほゆ
★ 恋する思いが、ますます募るので、今は命をつなぐ
玉の緒も切れ、魂も乱れてしんでしまいそうに思われる
巻12－3083
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★ きみにあわず ひさしくなりぬ たまのをの
ながきいのちを おしけくもなし
★ あなたに逢わなくなって、随分と日が経ちました
玉の緒のように、長い命を、惜しむこともない
巻12ー3082
ながきいのちを おしけくもなし
★ あなたに逢わなくなって、随分と日が経ちました
玉の緒のように、長い命を、惜しむこともない
巻12ー3082
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★ たまのをを かたをによりて をおよわみみる
みだるるときに こひざらめやも
★ 玉の紐を 片糸でよると、紐が弱いので乱れて散って
しまう。そのように、私の魂の緒も、ちぎれ乱れる時には
どうして恋ぜずにいられよう
巻12－3081
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