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★ いへにして ゆひてしひもを ときはなけず
おもふこころを だれかしらむを
★ 家で妻が結んだ紐をほどきもせず妻を慕っている
心は、誰にも理解できないことだろうよ
大伴家持
巻17－3950
おもふこころを だれかしらむを
★ 家で妻が結んだ紐をほどきもせず妻を慕っている
心は、誰にも理解できないことだろうよ
大伴家持
巻17－3950
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★あまざかる ひなにあるわれを うたがたも
ひもとくやさけて おもほすらめしや
★ 天遠いいなかにいる私だのに。妻が紐を
ほどきつつ思っておられることなど、どうしてあろう
大伴池主
巻１７－3949
ひもとくやさけて おもほすらめしや
★ 天遠いいなかにいる私だのに。妻が紐を
ほどきつつ思っておられることなど、どうしてあろう
大伴池主
巻１７－3949
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★あまざかる ひなにつきへぬ しかれども
ゆひてしひもを ときもあけなく
★ 天遠いいなかに幾月を過ごした。しかし妻の
結んだ紐をほどくことはない。だのに
大伴家持
巻１７－3947
ゆひてしひもを ときもあけなく
★ 天遠いいなかに幾月を過ごした。しかし妻の
結んだ紐をほどくことはない。だのに
大伴家持
巻１７－3947
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★ほととぎす なきてすぎにし をかびから
あきかぜふきぬ えんもあらなし
★ 夏のほととぎすが鳴いて去っていった岡の
あたりから秋風が吹きはじめました。
妻に逢うすべもないのに
大伴池主
巻17－3946
あきかぜふきぬ えんもあらなし
★ 夏のほととぎすが鳴いて去っていった岡の
あたりから秋風が吹きはじめました。
妻に逢うすべもないのに
大伴池主
巻17－3946
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★ あきのよは あかときさむし しろたへの
いもがころもで きるよしもがも
★ 秋の夜は明け方が寒い。白妙の妻の衣の袖を
かけてもらうすべもほしい
大伴池主
巻17－3945
いもがころもで きるよしもがも
★ 秋の夜は明け方が寒い。白妙の妻の衣の袖を
かけてもらうすべもほしい
大伴池主
巻17－3945
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