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★ おおきみは ときわにまさむ たちばなの
たちばなのとのは ひたてりにして
★大君は変わらずにいらっしゃるだろう。
橘卿は家の橘の実がひたすら輝いて
大伴家持
巻18－4064
たちばなのとのは ひたてりにして
★大君は変わらずにいらっしゃるだろう。
橘卿は家の橘の実がひたすら輝いて
大伴家持
巻18－4064
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★ なつのよるは みちたづたづし ふねにのり
かわのせごとに さををさしいれ
★夏の夜は木立が繁って、岸の道がたどたどしい
船に乗って川の浅瀬ごとに棹をさして、さかのぼれよ
粟田女王
巻18－4062
かわのせごとに さををさしいれ
★夏の夜は木立が繁って、岸の道がたどたどしい
船に乗って川の浅瀬ごとに棹をさして、さかのぼれよ
粟田女王
巻18－4062
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★ ほりえより すいみゃくひきしつつ みふねさす
しつをのともは かわのせもうせ
★掘江で水脈に従って三舟に棹さす下働きの男たちは
危険な浅瀬を十分申し上げよ
・賤男の伴→身分の低い男、船の漕ぎ手
巻18－4061
しつをのともは かわのせもうせ
★掘江で水脈に従って三舟に棹さす下働きの男たちは
危険な浅瀬を十分申し上げよ
・賤男の伴→身分の低い男、船の漕ぎ手
巻18－4061
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★ つきまちて いへにはゆかむ わがさせる
あからかげ かげにみえつつ
★ 月の出を待って行こう。わが髪にさした橘の
赤い実が月光中に見えるようにしながら
粟田女王
巻18－4060
あからかげ かげにみえつつ
★ 月の出を待って行こう。わが髪にさした橘の
赤い実が月光中に見えるようにしながら
粟田女王
巻18－4060
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★ たちばなの とをのはし やつよにも
われはわすれじ このたちばなを
★ 橘・枝もたわわな橘。幾夜にも私は忘れまい。
この橘よ
元正天皇
巻18－4058
われはわすれじ このたちばなを
★ 橘・枝もたわわな橘。幾夜にも私は忘れまい。
この橘よ
元正天皇
巻18－4058
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