万葉歌手辻友子
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2024/11/22 (Fri)
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あをによし 寧良の都は 咲く花の 匂ふがごとく 今盛りなり
★ あをによし ならのみやこは さくはなの におふがごとく いまさかりなり
★ 青丹も美しい奈良の都は、咲き誇る花が今、輝くばかりの盛りの頃です。
巻3-328 大宰少弐小野老朝臣(だざいのせうにをののおゆのあそみ)
今の福岡県の大宰府に使わされた官吏の詠んだ、都を思う歌です。
あまりにも、有名ですね。でも、あまり寂しく恋い慕うというよりは、断定的に言い切っている所が、
遠く九州の地にいる自分をまるで都にいるかのように詠っていて、思いの強さを余計に感じる事
ですね・・・
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2010/04/28 (Wed)
万葉たまゆら
見渡せば 明石の浦に 灯す火の 穂にそ出でぬる 妹に恋ふらく
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