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★ あしひきの み山もさやに 落ち激つ 吉野の川の 川の瀬の
清きを見れば 上辺には 千鳥しば鳴き 下辺には かはづ妻呼ぶ
ももしきの 大宮人も をちこちに 繁にしあれば 見るごとに
あやに羨しみ 玉葛 絶ゆることなく 万代に かくしもがもと
天地の 神をそ祈る 畏くあれども
巻6-920 笠朝臣金村
★ あしひきの みやまもさやに おちたぎつ よしののかわの
かわのせの きよきをみれば かみへには ちどりしばなき
しもへには かはづつまよぶ ももしきの おおみやびとも
をちこちに しじにしあれば みるごとに あやにともしみ
たまかづら たゆることなく よろづよに かくしもがもと
あめつちの かみをそいのる かしこくあれども
★ あしひきのみ山もさやかに、流れ落ちてほとばしる吉野の川の、
川の瀬の清らかな様子を見ると上の瀬には、千鳥がしきりと鳴き、
下つ瀬には蛙が妻を呼んで鳴く。ももしきの大宮人も、あちこちに
沢山いるので、このみ吉野の光景は見るたびに無性に心魅かれ
玉葛のように絶える事がなく、万代に末永く、このままであってほしい
と、天地の神に祈ることです。畏れ多いことですが・・・・
清きを見れば 上辺には 千鳥しば鳴き 下辺には かはづ妻呼ぶ
ももしきの 大宮人も をちこちに 繁にしあれば 見るごとに
あやに羨しみ 玉葛 絶ゆることなく 万代に かくしもがもと
天地の 神をそ祈る 畏くあれども
巻6-920 笠朝臣金村
★ あしひきの みやまもさやに おちたぎつ よしののかわの
かわのせの きよきをみれば かみへには ちどりしばなき
しもへには かはづつまよぶ ももしきの おおみやびとも
をちこちに しじにしあれば みるごとに あやにともしみ
たまかづら たゆることなく よろづよに かくしもがもと
あめつちの かみをそいのる かしこくあれども
★ あしひきのみ山もさやかに、流れ落ちてほとばしる吉野の川の、
川の瀬の清らかな様子を見ると上の瀬には、千鳥がしきりと鳴き、
下つ瀬には蛙が妻を呼んで鳴く。ももしきの大宮人も、あちこちに
沢山いるので、このみ吉野の光景は見るたびに無性に心魅かれ
玉葛のように絶える事がなく、万代に末永く、このままであってほしい
と、天地の神に祈ることです。畏れ多いことですが・・・・