万葉歌手辻友子
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2024/11/02 (Sat)
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春山の 咲きのを をりに若菜摘む 妹が白紐 みらくしよしも
★ はるやまの さきのををりに わかなつむ
いもがしらひも みらくしよしも
★ 春の山の、さくらの花がたわわにさいて枝が
折れるほどの下で、若菜を摘むあのこの服の白い
紐が風に揺れて、快いことです。
巻8-1421 尾張連(おはりのむらじ)
見事までに咲いた大きなさくらの木の下で、春風に吹かれ
若菜を摘んでいる若い娘・・・・それだけで、絵になりますね。
そこに、娘を象徴するかのような真っ白な風に揺れている。
いかにも、春らしい息吹を感じさせる歌です。
[0回]
2012/03/02 (Fri)
万葉たまゆら
うち靡く 春来たるらし 山の際の 遠き木末の 咲き行く見れば
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