★ はるののに すみれつみにと こしわれそ
のをなつかしみ ひとよねにける
★ 春の野原にすみれを摘みにやってきた。
あんまり、長い冬を終えた春の野が懐かしく
感じられて、つい一夜寝てしまったことです。
巻8-1424 山部赤人
現代人にこの感性は伝わるだろうか・・・変な人と思われるだろうし、
何かとられるかもしれない。殆ど、路上生活者と間違えられるだろう。
でも、解るような気がする心地よい春風に吹かれて、すみれを摘んで
いるうちに、つい眠ってしまったのだろう・・・・私も、そうしたい
ものです。せちがらい、都会暮らしは疲れるばかり・・・あ~あ
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