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★ 食す国の 遠の朝廷に 汝らが かく罷りなば 平らけく
我は遊ばむ 手抱きて 我はいまさむ 天皇我
うづの御手もち かき撫でそ ねぎたまふ うち撫でそ
帰り来む日 相飲まむ酒そ この豊御酒は
★ をすくにの とほのみかどに いましらが かくまかりなば
たひらけく われはあそばむ たむだきて われはいまさむ
すめらわれ うづのみてもち かきなでそ ねぎたまふ
うちなでそ ねぐたまふ かえりこむひ あひのまそきそ
このとよみきは
★ 私が支配する国土の遠くの朝廷とも言うべき各地方庁を、お前たちが
こうして下って行ったならば、平穏に安心して、私は遊んでいよう。
腕組みをしたまま手を出すことなく、私はお出でになろう。
天皇たる私は尊い手で、お前たちをかき撫でてねぎらいなさる。
うち撫でてねぎらいなさる。お前たちが帰ってくる日は、ともに
また飲む日である。この素晴らしい御酒は・・・
巻6-973 聖武天皇
作者は聖武天皇とありますが、そうではありません。なぜなら、自分に対して
敬語を使うことは無いからです。たぶん、側近の誰か、また、天皇の代わりに
歌を作る人が必ずいたはずですから、その人が「天皇(すめらみこと)」が
詠んだと言うことで作られたものです。
我は遊ばむ 手抱きて 我はいまさむ 天皇我
うづの御手もち かき撫でそ ねぎたまふ うち撫でそ
帰り来む日 相飲まむ酒そ この豊御酒は
★ をすくにの とほのみかどに いましらが かくまかりなば
たひらけく われはあそばむ たむだきて われはいまさむ
すめらわれ うづのみてもち かきなでそ ねぎたまふ
うちなでそ ねぐたまふ かえりこむひ あひのまそきそ
このとよみきは
★ 私が支配する国土の遠くの朝廷とも言うべき各地方庁を、お前たちが
こうして下って行ったならば、平穏に安心して、私は遊んでいよう。
腕組みをしたまま手を出すことなく、私はお出でになろう。
天皇たる私は尊い手で、お前たちをかき撫でてねぎらいなさる。
うち撫でてねぎらいなさる。お前たちが帰ってくる日は、ともに
また飲む日である。この素晴らしい御酒は・・・
巻6-973 聖武天皇
作者は聖武天皇とありますが、そうではありません。なぜなら、自分に対して
敬語を使うことは無いからです。たぶん、側近の誰か、また、天皇の代わりに
歌を作る人が必ずいたはずですから、その人が「天皇(すめらみこと)」が
詠んだと言うことで作られたものです。