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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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部屋は、広かった。ベットはシングル二つを併せた大きさで3回ぐらい横転できる・・・・一人だとね・・・

バルコニーもあり、2000円そこそこで、ええじゃないか・・・と思う、貧乏性の私であった。

バスタブはオーストラリア人も多いので大きい。

足を伸ばすと沈んでいきそうだった・・・といっても、沈むほどお湯は溜めない・・・何故なら、

ゆっくりたっぷりお湯を使うなんて、ミネラルウオーターばかり使用する国で、気が咎めるのと、

水がかなり透明でないからであった。

今回はホテルに、飲み水の機械が設置されていたが、やはり心配で飲み水には出来ずに、歯磨

きなどに使用した。

前々回に、クタに来た時は、お湯がでないホテルもあったが、その心配はなかった。

ジャーとまでいかないが、シャワーっとお湯がでた。


ひとまず、着いた夜は、、迎えの車にがたごと揺られながら、街の騒音やごちゃごちゃした通りを

懐かしい気持ちで眺めていた。ちょっとハンサムな銀細工の仕事の傍らツァーガイドをしている

ジャワ人のガイドさんの話を聞きながら・・・我々はあまり良いお客ではないのだ。

何故なら、彼らはなんとかして、オプショナルツアーに参加させて、タクシーとして車を使わせよう

とかレストランを紹介するとかお金に結びつけようとするのだが、追悼慰霊と衣服支援が

目的でバリを訪ねたテラの会一行は、全てティダック(ノー)である。

何でも良いから早くホテルに連れて行ってよ。

特に、テラの会の長であるK氏は怖いらしく、目を合わさないようにしているようだ。

山ほど荷物を抱えた(衣服支援の衣類が詰まっているから)一行はホテルに到着した。

やれやれ・・・・

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バリ島は、90%がイスラム教のインドネシアの中で、バリ・ヒンズー教という地域です。

インドネシア連邦共和国として独立した時に、地元の伝統の信仰を守るため、バリ・ヒンズー教と

いう形を取ったようです。

私は今回でバリは4回目になりますが、バリ島はインドネシアノの中で特別な島です。その中

でも、クタは繁華街のように言われますが、4回目のクタは、寂れていく将来が見えるようでした。

その原因として具体的に感じた事がいくつかあります。

ゴミの処理の問題★日本人に対する対応★道路整備と交通事情

です。

外国の資本で次々と開発されたリゾート開発・・・でも、ゴミの問題まで、指導していないようです。

自然のものばかりで、そこいらに放置していても、自然に帰るゴミばかりだったのが、プラスチック

などが入ってきたために、ゴミが至るところに散乱しています。

日本人とみれば、声をかけてきます。しつこくうるさいので、出かけるのがいやになるほど・・・

問題はそこまで日本人が嫌がっている事を彼らが気づかないことです。

交通事情は滅茶苦茶、バイクも車も勝手に走ります。急ブレーキは当たり前、日本なら事故にな

るところも、彼らは慣れたもの、若い女性でもすいすいとオートバイを乗り回し、車の間を横暴に

潜り抜けて行きます。クラクションはいつも鳴り響き、方向指示機も出さず突然、車が曲がったりします。

道はデコボコ。ボヤーっと歩いていると、足首を捻挫します。

日本は美しいと言われるのが遅まきながらわかります。

日本は美しいし、秩序だっています。

衛生面に関しては問題外・・・気をつけていたので、おなかを壊す事は一度も有りませんでしたが

よほど注意が必要でしょう。

こんな風に書いていくと、良いところが無いみたいですね・・・

次回は、良い所を書くことにします。

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バリ島より帰国して三日目、23度の温度差は、2月というのに思いっきり汗をかいたバリから

7度と言う寒い日本で、急速に毛穴も閉じて体が冷えていく・・・それにつれて、どこかポカ~ンと抜け

ていた脳のどこかがが閉じて、心も少しずつ沈殿していく。

人間の心と体の不思議・・・分っていても、だから元気になります、とはいかないのがやっかいだ。

降るような星空やオレンジ色の夕焼けの世界から、灰色の雲に覆われた日本へ。

元気を出すために、真っ赤なマニキュアに朱赤のセーターを着よう・・・色から元気を貰おう

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★ いなといへど しふるしひのが しひがたり このころきかずて われこひにけり

★ もう聞きたくないわ、うんざりと言うのに、無理強いする志斐の無理やりのこじつけ話を、

   このごろは聞かずにいたので、淋しく思っていたところです。

                                 巻3-236   持統天皇

次の短歌との相聞歌となりますが、このころは既に相聞歌は恋の歌とほぼ断定的に思われてい

たので、雑歌に入ります。

天皇(すめらみこと)の志斐嫗(しひのおみな)に賜へる御歌一首・・・・と、あります。

おみな・・・とは、宮中で仕える老女の事です。多分、持統天皇が若かりし時から仕えていた

気心のしれた側近でしょう。

女同士のゴシップ話を、多少からかうように「志斐」という名前にこじつけて、歌ったようですね。

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★ いなといへど かたれかたれと のらせこそ しひいはまうせ しひかたりといふ

★ もうお話しませんと言うのに、語れ語れとおっしゃいますからこそ、この志斐めは、申し上げて

いるのでございます。それを、強語とおっしゃるなんて・・・・・

                                      巻3-237  志斐嫗(しひのおみな)

志斐のおみなとは、今で言う名前ではなく宮中での通称のようなもので、志斐という名そのもの

が、強語(しひかたり)を連想する通称のようなものであったらしいです。

だから、志斐と呼ばれる時点で、強く言い立てて相手を説得する・・・という意味合いがあったようです。

和(こた)へ奉(たてまつ)る歌・・・・としては、口の減らない女性で、志斐の名にふさわしい方と

言えるかも知れませんね。



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