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お知り合いのカメラマンさんが猿之助さんやら様々な歌舞伎役者さんとお親しいお蔭で、一人滑り込
ませてもらい、明日からの、歌舞伎座さよなら公演の演目「石橋」(しゃっきょう)にご出演の中村富十
郎さん、ご長男の鷹之資さんの楽屋に、ひょいひょいとお邪魔してしまった・・・・
30歳以上年の離れた奥様と、坊ちゃんは、もう舞台にしっかり立ってらっしゃる。娘さんは今度、
学習院初等かに入学されるとの事・・・突然、加わった私にも大変おおらかなあたたかいおもてなしを受けた。
さすが・・・なんともいえないよい気が楽屋には漂っている・・時折、藤間紫さんの娘さんが振り付けの
お話に顔をだされる。規律の厳しい世界の清清しさが漂ってとても良い気分・・・勿論女性は、
極少数である・・・道明寺のゲネプロを終えた玉三郎さんや仁左衛門さんがまだ、舞台で、舞台づくり
やなどの駄目だしを行っている。玉三郎さ~ん、女性より色っぽくってよ~
歌舞伎座の裏のお~くまで、舞台用装置を作る仕事場が有り、とんかちとんかちして、
その場で作ったりもする、とにかく、凄い・・・
美しい着物、化粧、きびきび動く男衆、三味線引き8人、篠笛や太鼓や鼓で8人ほど、歌い衆は10
人ほど・・・音楽も声も生生、マイクなし・・・構えた感じもなく自然に始まる、舞台の前を、子守り役の
かっこいいお兄さんと遊びまわる、もう踊りで舞台にも立っているあいちゃんはすでに、気品と可憐な
色気をだしながら、歌舞伎座内を自由に走り回っている・・・この中で育つんだ・・・適わないよね
というか、江戸時代から続く伝統の重みがずんずんと伝わってきて、規律の中で、舞台をよりよいも
のにするために、みなが、持ち場で自分の仕事に打ちこんでいる。
若いかっこい男衆が、さむえを着て、なぁんてかっこいいんだろう・・
駐車場のおじさんまで、歌舞伎顔・・・・お客もいないからのびのび堪能してきました。
また、行きたいです。