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★ はるされば まづさきくさの さきくあらば
のちにもあはむ こひそわぎも
★ 春になると、真っ先に咲く、三枝の様に、
さきく（無事で）いたならば、後に逢うこともあるでしょう。
そんなに、恋しがるな・・・愛しい人よ・・・
巻10－1895 柿本人麻呂歌集 （男の歌）
な・・・・そ→禁止の意
のちにもあはむ こひそわぎも
★ 春になると、真っ先に咲く、三枝の様に、
さきく（無事で）いたならば、後に逢うこともあるでしょう。
そんなに、恋しがるな・・・愛しい人よ・・・
巻10－1895 柿本人麻呂歌集 （男の歌）
な・・・・そ→禁止の意
[0回]
★ かすみたつ はるのながひを こひくらし
よのふけぬるに いもにあへるかも
★ 霞の立つ春の長い一日をずっと恋い慕い続けて
夜が更けてやっと、あなたに逢えることができた
巻10－1894 柿本人麻呂歌集
よのふけぬるに いもにあへるかも
★ 霞の立つ春の長い一日をずっと恋い慕い続けて
夜が更けてやっと、あなたに逢えることができた
巻10－1894 柿本人麻呂歌集
[0回]
★ いでていみる むかひのおかに
もとしげく さきたるはなの ならずはやまじ
★ 家を出て見る向かいの丘に、幹までびっしりと
枝葉を繁らせて咲いている花のように、 （この恋を）
成就させずにはおかない。
巻10－1893 柿本人麻呂歌集 （男の歌）
もとしげく さきたるはなの ならずはやまじ
★ 家を出て見る向かいの丘に、幹までびっしりと
枝葉を繁らせて咲いている花のように、 （この恋を）
成就させずにはおかない。
巻10－1893 柿本人麻呂歌集 （男の歌）
[0回]
★ はるやまの きりにまどへる うぐひすも
われにまさりて ものおもはめや
★ 春山の霧に迷っている鶯も、私にまさってもの思いをするのだろうか
巻10－1892 柿本人麻呂歌集 （男の歌）
われにまさりて ものおもはめや
★ 春山の霧に迷っている鶯も、私にまさってもの思いをするのだろうか
巻10－1892 柿本人麻呂歌集 （男の歌）
[0回]
★ ふゆごもり はるさくはなを たおりもち
ちたびのかぎり こひわたるかも
★ 隠りの季節である冬が過ぎて、春に咲く花を
手に折り持ち、際限もないほど幾度も
恋し続けていることです。
巻10－1891 柿本人麻呂歌集
ちたびのかぎり こひわたるかも
★ 隠りの季節である冬が過ぎて、春に咲く花を
手に折り持ち、際限もないほど幾度も
恋し続けていることです。
巻10－1891 柿本人麻呂歌集
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