忍者ブログ
万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
[753]  [754]  [755]  [756]  [757]  [758]  [759]  [760]  [761]  [762]  [763
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

PR
★ あさとでの きみがあゆひを ぬらすつゆはら
 
  はやくおき いでつうわれも もすそぬらさな

★ 朝、戸を開いて出て行く、あなたの足結うを濡らす

  露原よ。外に出て行って、私も裳裾を露に濡らそう。

    巻11-2375   柿本人麻呂歌集

拍手[0回]

★ こまにしき ひものかたへぞ とこにおちにける

  あすのよし こむとしいはば とりおきまたむ

★ 高麗錦の紐の片方が、寝床に落ちていたよ。

  「明日にでもこよう」と言うのなら 取って置いて待っていよう

    巻11-2356    柿本人麻呂歌集

拍手[0回]

★ うつくしと わがもふいもは はやもしなぬか

  いけりとも われによるべしと ひとのいはなくに

★ いとしいとわたしが思っているあの子は、早く

   死なないものか。たとえ生きていても、私に

   靡くだろうと人は言わないことなのに。

拍手[0回]

★ ますらをの おもひみだれて かくせるそのつま

  あめつちに とほりてるとも  あらはれめやも

★ 立派な男子が、思い乱れて隠したその妻。たとえ月の
 
  光が天地に通り輝くともどうして、それが露見することが

  あるだろうか

     巻11-2354   柿本人麻呂歌集

拍手[0回]

★ はつせの ゆつきがしたに わがかくせるつま

  あかねさし てれるつきよに ひとみてむかも

★ 長谷の斎槻が岳のふもとに、人目をはばかって

  置いた私の妻よ。 茜色をおびて照らす月夜に

  人が見つけてしまうのではないかなあ。

   巻11-2355    柿本人麻呂歌集

拍手[1回]

カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
ブログ内検索
プロフィール
HN:
辻友子
性別:
女性
自己紹介:
万葉を歌う歌手、辻友子のブログ。くわしくはホームページを!
Copyright © 万葉歌手辻友子 All Rights Reserved.
Designed by 10p
Powered by Ninja Blog

忍者ブログ [PR]