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★ よぐたちに ねざめてをれば かわせとめ
こころもしのに なくちどりかも
★夜半過ぎて、眠りからさめていると川瀬をさがして
心もしおれるように鳴く千鳥よ
大伴家持
巻19－4146
こころもしのに なくちどりかも
★夜半過ぎて、眠りからさめていると川瀬をさがして
心もしおれるように鳴く千鳥よ
大伴家持
巻19－4146
[0回]
★ はるまけけて かくかえるとも あきかぜに
もみぢのやまを こえきざらめや
★春になってこうして帰り去ったとしても、秋風の中
黄葉とする山を、どうして越えない事があろう
大伴家持
巻19－4115
もみぢのやまを こえきざらめや
★春になってこうして帰り去ったとしても、秋風の中
黄葉とする山を、どうして越えない事があろう
大伴家持
巻19－4115
[0回]
★ つばめがくる ときになりぬと かりがねは
ほんごうもひつつ くもかくりなく
★ つはめが来る時節になったとて、雁は本国を
しのびつつ、雲の中に浮いている
大伴家持
巻19－4144
ほんごうもひつつ くもかくりなく
★ つはめが来る時節になったとて、雁は本国を
しのびつつ、雲の中に浮いている
大伴家持
巻19－4144
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★ もののふの やそおとめらが くみまがふ
てらいのうへの かたかごのはな
★物部の多くの少女たちが入り乱れて水を汲む
その寺井のほとりの堅香子の花よ
大伴家持
巻19－4113
てらいのうへの かたかごのはな
★物部の多くの少女たちが入り乱れて水を汲む
その寺井のほとりの堅香子の花よ
大伴家持
巻19－4113
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★ はるのひに はれるやなぎを とりもちて
みればみやこの おほぢおもほゆ
★春日にふくらんだ柳を折り取って見ると
都の大路がしのばれるよ
大伴家持
巻19－4142
みればみやこの おほぢおもほゆ
★春日にふくらんだ柳を折り取って見ると
都の大路がしのばれるよ
大伴家持
巻19－4142
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