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★ けふのためと おもひてしめし あしひきの
みねのうえへのさくら かくさきにけり
★今日のために折りとろうと思って来た、あしひきの
峰の上の桜は、こんなに咲いたことです
あしひきの→枕詞
大伴家持
巻19－4151
みねのうえへのさくら かくさきにけり
★今日のために折りとろうと思って来た、あしひきの
峰の上の桜は、こんなに咲いたことです
あしひきの→枕詞
大伴家持
巻19－4151
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★ あさどこに きけばかるけし いみずがは
あさこぎしつつ うたふふなびと
★朝の寝床に聞いていると、遠くから歌が聞こえてくる。
射水川で朝船を漕ぎつつ歌っている船頭よ
巻19－4150
あさこぎしつつ うたふふなびと
★朝の寝床に聞いていると、遠くから歌が聞こえてくる。
射水川で朝船を漕ぎつつ歌っている船頭よ
巻19－4150
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★ あしひきの やつおのきざし なきとよむ
あさあけのかすみ みればかなしも
★ あしひきの山々の峰に雉が鳴きしきる夜明けの
霞を見ると悲しい
大伴家持
巻19－4149
あさあけのかすみ みればかなしも
★ あしひきの山々の峰に雉が鳴きしきる夜明けの
霞を見ると悲しい
大伴家持
巻19－4149
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★ すぎののに さおどるきざし いちしろく
ねにしもなかむ こもりづまかも
★杉の野に躍り騒ぐ雄雉よ。はっきりと声に出して
鳴いてしまうほど慕わしい隠り妻なのか
大伴家持
巻19－4148
ねにしもなかむ こもりづまかも
★杉の野に躍り騒ぐ雄雉よ。はっきりと声に出して
鳴いてしまうほど慕わしい隠り妻なのか
大伴家持
巻19－4148
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★ よぐたちて なくかわちどり うべしこそ
むかしのひとも しのひにきにけれ
★夜半過ぎてなく川千鳥よ。もっともなことに
古人もなつかしんできたことよ
大伴家持
巻19－4147
むかしのひとも しのひにきにけれ
★夜半過ぎてなく川千鳥よ。もっともなことに
古人もなつかしんできたことよ
大伴家持
巻19－4147
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