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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ わぎもこが あかもひづちて うえしたを

  かりてをさめむ くらなしのはま

★ 愛しい子が赤い裳を濡らして植えた田を

  かって収めるような倉の、倉なしの浜よ

    巻9-1710  柿本人麻呂歌集

・ 赤裳ひづちて→赤い裳の裾が濡れること

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★ みけむかう みなみふちやまの いわおには

   ふりしだれかは きえのこりたる

★ 大君の食膳に供えるみなーその南淵山の大岩には

  降った薄ら雪が消え残っているでしょうか・・・

    巻9-1709  柿本人麻呂歌集

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★ はるくさを うまくびやまゆ こえきなす

   かりのつかひは やどすぐなり

★ 春の草は馬が食べる、その昨山を越えて来るらしい。

  雁の使いは この旅の宿り素通りしていくようでです。

    巻9-1708 柿本人麻呂歌集

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★ やましろの くせのさぎざか かみよより

   はるはりつつ あきはちりけり

★ 山城の久世の鷺坂よ。神代の昔から、久しく

  春は芽吹きつづけ、秋は葉を散らして来たことです

    巻9-1707   柿本人麻呂歌集

・ 春は張りつつ→芽をふくらませる

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★ ぬばたまの よぎりはたちぬ ころもでの

   たかやのうへに たなびくまでに

★ ぬばたまの夜霧は、たちこめてたことです。

  衣手の高屋の上をおおって靡くほどに・・・

     巻9-1706  舎人皇子

・ぬばたまの→枕詞

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