万葉歌手辻友子
万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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2024/11/29 (Fri)
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雑歌>巻17-3806「事しあらば 小泊瀬山の 石城に 隠らば共にな わが思ひす
★ ことしあらば をはつせやま いわしろに
かくらばともにな わがもひす
★ もし事が起こって、小泊瀬山の石棺にも隠る
ことになった。いっしょに、だからもの思い
なさるな、わが背よ
巻17-3806
[0回]
2016/01/19 (Tue)
万葉たまゆら
雑歌>巻17-3805「ぬばたまの 黒髪濡れて 沫雪に 降るにや来ます 幾許恋ふれば
★ ぬばたまの くろかみぬれて あわゆきに
ふるにやきます いくだこふれば
★漆黒の黒髪も濡らして沫雪が降るのにいらしたでしょうか。
私がこれほどお慕いしていましたので
巻17-3805
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2016/01/19 (Tue)
万葉たまゆら
雑>巻17-3804「かくのみに ありけるものを 猪名川 奥を深めて わが思へりかも
★ かくのみに ありけるものを いながわ
おくをふかめて わがもへりかも
★ こんなでしかない間柄だったのに、猪名川
の底ほどに未来を深く頼りにしていたことです
巻17-3804
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2016/01/19 (Tue)
万葉たまゆら
雑歌>巻17-3803「隠りのみ 恋ふれば苦し 山の端ゆ 出で来る月の 顕さば行如何に
★ こもりのみ こふればくるし やまのはゆ
いでくるつきの あらはさばいかに
★ 心に秘めて恋してると苦しい。山の端から
出て来る月のように、はっきりさせたらどうでしょう
巻17-3803
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2016/01/19 (Tue)
万葉たまゆら
雑歌>巻17-3802「春の野の 下草靡き われも寄りに にほひ寄りなむ 友のまにまに
★はるののの したくさなびき われもよりに
にほひよりなむ とものまにまに
★ 春の野の下草が靡き寄るように私も
靡き従っていましょう。仲間といっしょに
巻17-3802
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2016/01/19 (Tue)
万葉たまゆら
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性別:
女性
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