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★ たかまどの あきののうへの あさぎりに
つまよぶをじか いでたつらむか
★高円の秋の野を流れる朝霧の中に、妻を求めて
出でたつ牡鹿が、今出で立つだろうか
大伴家持
巻20－4319
つまよぶをじか いでたつらむか
★高円の秋の野を流れる朝霧の中に、妻を求めて
出でたつ牡鹿が、今出で立つだろうか
大伴家持
巻20－4319
[0回]
★あきののに つゆおへる はぎをたおらずして
あたらさかりを すぐしてむか
★秋の野で露を帯びた萩を手折りもせず、
空しく盛りを過ごしてしまおうか
大伴家持
巻20－4318
あたらさかりを すぐしてむか
★秋の野で露を帯びた萩を手折りもせず、
空しく盛りを過ごしてしまおうか
大伴家持
巻20－4318
[0回]
★あかこまの やまのいはなし とりかてに
たまのよこやま とほゆかやらむ
★赤駒を山野の中に放牧して捕らえられず、夫に
多摩の横山を歩かせてしまうのだろうか
宇遅部黒女
巻20－4317
たまのよこやま とほゆかやらむ
★赤駒を山野の中に放牧して捕らえられず、夫に
多摩の横山を歩かせてしまうのだろうか
宇遅部黒女
巻20－4317
[0回]
★ くさまくら たびゆくせなが まるねせば
いへなるわれは ひもとかずねる
★ 草を枕にする夫が、着物まま寝るなら私は
紐を解かずに寝よう
・草枕→枕詞
椋埼部自売
巻290－4316
いへなるわれは ひもとかずねる
★ 草を枕にする夫が、着物まま寝るなら私は
紐を解かずに寝よう
・草枕→枕詞
椋埼部自売
巻290－4316
[0回]
★ しらたまの てにとりもちて みるもすも
いへなるいもを またみてても
★真珠を手にとって見るように、妻を
みたいなあ
物部歳徳
巻20－4415
いへなるいもを またみてても
★真珠を手にとって見るように、妻を
みたいなあ
物部歳徳
巻20－4415
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