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★ ちちははえ いはひてまたね つくしなる
みずくしらたま とりてくまでに
★ 父母よ、身を慎んで待っていてほしい。筑紫にある
水中の白玉をとってくるまでは
川原虫麻呂
巻19－4340
みずくしらたま とりてくまでに
★ 父母よ、身を慎んで待っていてほしい。筑紫にある
水中の白玉をとってくるまでは
川原虫麻呂
巻19－4340
[0回]
★ くにめぐる あとりかまけり いゆきめぐり
かえりくまでに いはひてまたね
★ 国々をとび廻るアトリやカモ・ケリのように筑紫の
国を行きめぐり、帰ってくるまで、身を慎んで待って
いてくれ
刑部虫麻呂
巻19－4339
かえりくまでに いはひてまたね
★ 国々をとび廻るアトリやカモ・ケリのように筑紫の
国を行きめぐり、帰ってくるまで、身を慎んで待って
いてくれ
刑部虫麻呂
巻19－4339
[1回]
★ たたみけめ むらじがいその はなりその
ははをはなれて いくがかなしさ
★ 畳薦むらじが磯の離れ磯のように、母の許へ
行くつらさよ
壬生部道麻呂
巻19－4338
ははをはなれて いくがかなしさ
★ 畳薦むらじが磯の離れ磯のように、母の許へ
行くつらさよ
壬生部道麻呂
巻19－4338
[0回]
★ みずどりの たちのいそぎに ちちははに
ものいわずきにて いまぞくやし
★水鳥の飛び立つようなあわだたしさに、父母に
何も言わずに来て、今くやしまれることです
有度部牛麻呂
巻19－4337
ものいわずきにて いまぞくやし
★水鳥の飛び立つようなあわだたしさに、父母に
何も言わずに来て、今くやしまれることです
有度部牛麻呂
巻19－4337
[0回]
★ さきもりの ほりえこぎいでる いづてふね
かじとるまなく こひはしげけむ
★ 防人が掘江を漕ぎ出してゆく伊豆手舟、その楫を
こぐのに暇がないように、いつも恋心は
はげしいことだろう
大伴家持
巻19－4336
かじとるまなく こひはしげけむ
★ 防人が掘江を漕ぎ出してゆく伊豆手舟、その楫を
こぐのに暇がないように、いつも恋心は
はげしいことだろう
大伴家持
巻19－4336
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