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★ いそのさき こぎたみいけば おうみのうみ やそのみなとに たづさはになく
★ 磯の先を漕ぎめぐって行くと、近江の海の数多い港には、鶴がたくさん群れ鳴いている
巻3-273 高市連黒人
四極山 うち越え見れば 笠縫の 島漕ぎかくる 棚無し小船
お友やん (2010年3月16日 20:57) | コメント(0) | トラックバック(0)
★ しはつやま うちこえみれば かさぬひの しまこぎかくる たななしをぶね
★ 四極山を越えて見ると、笠縫の島のあたりを漕いで姿を消していった舟棚もない小さな舟が
見えます。
巻3-272 高市連黒人
この時代の旅は常に寂しい・・・・そういう気持ちが伝わってくるようです。舟棚もない、小さな船は
ご自身のことでしょうか・・・・高市連黒人の繊細な神経が伝わってきます。