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★ こらがいへぢ ややまとほきを ぬばたまの よわたるつきに きほひあへむかも
★ あの子の家までの道は少し遠いのですが、漆黒の夜の闇を渡る月と競い合って、行く事です。
巻3-302 中納言安倍広庭卿(ちゅうなごんあへのひろにはのまへつきみ)
月の光が照る夜には、愛しいお方にお逢いすることが出来ます・・・なんて、ステキな時代でしょう
か?
電気も水道もない時代・・・現代の我々から見れば不自由かも知れませんが、電気も水道も知ら
ない彼らは不自由とは思いません。
月が出なければ逢えない・・・・素晴らしいですね・・・・この思いが歌を詠み・・・そして、文学へと
発展していくのでしょう。
携帯でいつでも話せる不幸・・・ではないでしょうか?今一度、考えたいですね。