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★ なくはしき いなみのうみの おきつなみ ちへにかくりぬ やまとしまねは
★ その名も美しい印南の海の沖の波が幾重にも重なり、大和の山並みも隠れてしまう
ほどです。
巻3-303 柿本朝臣人麻呂
柿本朝人麻呂(かきのもとのあそみひとまろ)筑紫の国に下りし時に、海路にして作れる歌2首
とあります。
根という言葉は万葉集によくでてきます。岩根などとも言います。岩に根が生えるわけではなく、
その岩の持つ重みや歴史の古さ、込められた思いの深さなどを感じさせますね・・・・
大和島とは、本人が海側から、日本の地をみた姿です。大和島根・・・・と言うと、
日本という島国に対する人麻呂の思いや、大和の国の雄々しさや雄大さを感じます。