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★ おおきみの にぎたまあへか とよくにの かがみのやまを みやとさだむる
★ 大君である河内王の和魂の思いにかなったからだろうか・・・・豊前の鏡の山を、大君の
常宮と定めたことです。
巻3-417 手持女王(たもちのおほきみ)
人の魂は荒魂、幸魂、そして和魂、奇魂という、4つの魂からなると言われています。
その人の亡き後、唯一この世とのつながるのは、荒魂(あらみたま)と言われていますが、
この和歌には和魂(にぎみたま)と詠われています。また、あへる・・・というのはあえもの・・と
いわれるように、混ぜ合わせるという意味を持ちます。和魂は調和を意味するようなので、
ここに、何か隠されているような気がします。
どちらししても、鏡山を常宮にしたことは、大君の魂の思いに叶っていると、
現代の言葉で言えばそういう意味でしょうか?
鏡山は福岡県の田川郡にあります。登った事があると思います。懐かしいなぁ・・・