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「万葉集 第三巻」に、入ります。
第三巻は、雑歌・比喩歌・挽歌が、あります。
雑歌で始まります。
★ おおきみは かみにしませば あまくもの いかづちのうへに いほらせるかも
★ 大君は神でいらっしゃるので、天雲の中に轟く雷の、さらにその上に、仮の宿りをしておいで
になります。
巻3-235 柿本人麻呂
天皇(すめらみこと)の雷丘(いかづちのおか)に御遊(いでま)しし時に、柿本朝臣人麻呂
(かきのもとのあそみひとまろ)の作れる歌一首・・・・とあります。
雷丘に天皇が行幸された時に、例えて空に轟く雷より、さらに天空に仮の宿りをとられる・・・・
という表現で、天皇・・・すめらみこと・・・の尊さを、表しています。
三笠山 野辺ゆ行く道 こきだくも 荒れにけるかも 久にあらなくに
お友やん (2010年2月 4日 20:09) | コメント(0) | トラックバック(0)
★ みかさやま のべゆゆくみち こきだくも あれにけるかも ひさにあらなくに
★ 三笠山の野のほとりを通っている道は、こんなにも荒れてしまったことです。
皇子がお亡くなりになって、長くは経ってはおりませんのに・・・・
巻2-234
これで、巻第2は、終了です・・・まだまだ、続きます。