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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ こもりくの とよはつせぢは

  とこなめの かしこきみちそ こいごころゆめ

★ 隠りくの、豊泊瀬道は、いつも滑りやすい恐ろしい

  道です。恋の思いもほどほどに・・・けっして

   巻11-2511   柿本人麻呂歌集

・隠りくの→枕詞

・ゆめ→けしって~するな

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★ あかごまの あがきはやけば

  くもいにも かくりゆかむぞ そでまけわぎも

★ 赤馬の足の歩みが速いので、雲居はるかに

  隠れて行ってしまうぞ。さぁ、早く袖を枕にしなさい。

    巻11-2510  柿本人麻呂歌集

・赤駒→栗毛の馬

・雲居→雲のかかっているはるか遠く

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★ まそかがみ みともいはめや 

  たまかぎる いはかきふちの こもりたるつま

★ 真澄鏡のように、見たと人に言えましょうか、

  玉の輝く岩垣淵のように、隠って逢わない妻よ

    巻10-2509  柿本人麻呂歌集

・真澄鏡→枕詞

・玉かぎる→枕詞

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★ すめろきの かみのみかどを かしこみと

  さもらふときに  あへるきみかも

★ 大君の神の御殿を恐れ多いところとして

  お仕えしているときに逢ったあなたです

  巻11-2508   柿本人麻呂歌集

・皇祖の神→神と考えた天皇

・侍従ふ時に→貴人のそばに待機して命を待つ意

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★ あひおもはず あるらむこゆえ 

  たまのをの ながきはるひを おもひくらさく

★ 私をおもってくれないあの子なので、玉の緒のように

  長い春の一日を 思い暮らしています

   巻10-1936

・ 玉の緒の→枕詞

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