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★ よるもねじ やすくもあらず
しろたへの ころももぬかじ ただにあふまでに
★ 夜も寝ず、心も安らかでなく、白栳の衣も脱ぎません。
あなたにじかに逢うまでは」
巻12－2846 柿本人麻呂歌集
・白栳の→枕詞
しろたへの ころももぬかじ ただにあふまでに
★ 夜も寝ず、心も安らかでなく、白栳の衣も脱ぎません。
あなたにじかに逢うまでは」
巻12－2846 柿本人麻呂歌集
・白栳の→枕詞
[0回]
★ わすれやと ものがたりして こころやり
すぐせどすぎず なほこひにけり
★ 忘れるだろうかと、何かとおしゃべりをして
やり過ごして気晴らしをしようと思うのですが、
なお一層恋しくなってしまいます
巻12－2845 柿本人麻呂歌集
すぐせどすぎず なほこひにけり
★ 忘れるだろうかと、何かとおしゃべりをして
やり過ごして気晴らしをしようと思うのですが、
なお一層恋しくなってしまいます
巻12－2845 柿本人麻呂歌集
[0回]
★ このころの いのねらえぬは
しきたへの たまくらまきて ねまくほりこそ
★ この頃、寝られないのは、敷栲の手枕を交わして
共寝したく思うからです。
巻12－2844 柿本人麻呂歌集
・敷栲の→枕詞
しきたへの たまくらまきて ねまくほりこそ
★ この頃、寝られないのは、敷栲の手枕を交わして
共寝したく思うからです。
巻12－2844 柿本人麻呂歌集
・敷栲の→枕詞
[1回]
★ うつくしみ わがもふいもを ひとみなと
いくごとみめや てにまかずして
★ 愛しいと私が思うあの子を、人が皆行きずりに
見るように見ていられようか。手に抱くことも
しないで・・・
巻12－2843 柿本人麻呂歌集
・手に巻かずして→手枕をすること、共寝の意
・行くごと見めや→や→反語
いくごとみめや てにまかずして
★ 愛しいと私が思うあの子を、人が皆行きずりに
見るように見ていられようか。手に抱くことも
しないで・・・
巻12－2843 柿本人麻呂歌集
・手に巻かずして→手枕をすること、共寝の意
・行くごと見めや→や→反語
[1回]
★ わがこころ みぬつかひもふ
あらたよの ひとよもおちず いめにみえこそ
★ 私の心から、やって来ない使いが離れません。
これからの夜は、毎晩夢に見えてください
巻12－2842 柿本人麻呂歌集
・第二句難訓
・一夜も落ちず→欠かすことなく
あらたよの ひとよもおちず いめにみえこそ
★ 私の心から、やって来ない使いが離れません。
これからの夜は、毎晩夢に見えてください
巻12－2842 柿本人麻呂歌集
・第二句難訓
・一夜も落ちず→欠かすことなく
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