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★ くもいなる うみやまこえて いゆくなば
われはこひなむ のちはあひぬとも
★ 雲の彼方にある海や山の越えてあなたがいってしまったら
私は恋しいことだろう。後には逢えるしても
巻12－3190
われはこひなむ のちはあひぬとも
★ 雲の彼方にある海や山の越えてあなたがいってしまったら
私は恋しいことだろう。後には逢えるしても
巻12－3190
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★ あしきの やまはももへに かくすとも
いもはわすれじと ただにあふまでに
★ あしひきの山は幾重に隠そうとも、妻は忘れまい。
また直接に逢うまでは
・あしひきの→枕詞
巻12－3189
いもはわすれじと ただにあふまでに
★ あしひきの山は幾重に隠そうとも、妻は忘れまい。
また直接に逢うまでは
・あしひきの→枕詞
巻12－3189
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★ あさがすみ たなびくやまを こえていなば
われはこひなむ あはむひまで
★ 朝の霞がたなびく山の越えてあなたが行ってしまったら
私は恋に苦しむだろう
巻12－3188
われはこひなむ あはむひまで
★ 朝の霞がたなびく山の越えてあなたが行ってしまったら
私は恋に苦しむだろう
巻12－3188
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★ たたなづく あおがきやまの へたりないなば
われはこひむな あはむいひまで
★ 畳み重なる青垣のような山が間を距ててしまったら
、しばしばは、あなたは便りができないかなあ
巻12－3187
われはこひむな あはむいひまで
★ 畳み重なる青垣のような山が間を距ててしまったら
、しばしばは、あなたは便りができないかなあ
巻12－3187
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★ くもりよの たどきもしらぬ やまこえて
いますきみを いつとかまたむ
★ 曇った夜の如く越えぬ方もおぼつかない山道を
を越えていらっしゃることだろう
・曇り夜の→枕詞
巻12-3186
いますきみを いつとかまたむ
★ 曇った夜の如く越えぬ方もおぼつかない山道を
を越えていらっしゃることだろう
・曇り夜の→枕詞
巻12-3186
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