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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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あるインドネシアの女性が、とある介護施設で

お手伝いをしていた。その傍ら日本で国家資格

を苦労してとった。37パーセントほどの合格率

だったと思う。まじめに前向きに一生懸命に

勉強と仕事をしていた。

インドネシアでは、貰えない様な高額な月給を

手にするでしょうが、一人で日本で暮らし、高い

生活費や家賃を払って、インドネシアの家族に

送金するのだろう・・・それでも、同じインドネシアの

同僚は、合格の通知に、涙を流してしゃがみこんでいた。

今では、学校で殆ど見られなくなった・・・まっすぐで

素直で明るく前向きにがんばる若者・・・アジアには

いる。そこの、園長さんがおっしゃっておられた。

「日本の若者には期待できないから、他のアジアの国の

若者に期待します」と・・・・


それでは、前向きな日本の若者はどうしているかと言うと

他のアジアの国で、ビジネスを立ち上げたりあちらに、家族ごと

移住している人たちも結構いると聞く。バブルのはじけた日本は

もう起業する余地もなくなり、隙間を埋めるような仕事ばかり・・

ブルーオーシャンは、夢のまた夢なのだろう・・・


こうして、アジアの国だけでなく、バリアフリーで、お互い助け合って

暮らしていくことになるのだろう。

横浜の田舎でさえ・・・いや、九州の田舎でさえ、温泉風呂で、

中国でしゃべる、生活者としての中国人がいた。


世の中は、きっと、どんどん変化している。

アジア人なのに、アジア人に偏見を持つことは、できなくなるだろう。

相互理解も無理・・・相互認識がまず最初。


そういう意味でも、「テラの会」の活動報告は貴重だ。


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例えば、「ド」と言う、「音」の向こうにあるもの、

それが、「色」・・・これは、かなり信憑性が在ると

私は勝手に思う・・・なぜならば、宇宙は音より色が

先だから・・・日本語で言う「色」とはなんであろう・・・

画家の絵の「色」の向こうに見えるもの・・・

私も、藤岡さんもたまたま偶然好きだった、ヤマサ醤油の

援助で建設運営された・・・「浜口陽三美術館」・・・

浜口陽三の黒には、とても深いたくさんの「もの」が

存在していた。

シンプルな構成と、

銅版画という世界で表現されるもの・・・

それを、日本語で表現するのは難しい・・・と言うより

言葉で表現するのが難しい。だって、言葉は地球上

で、使われるもので、この世で使われるもので、

顕在意識で使われるものだから・・・

それ以上の事を表現するには何語でも限界がある。

でも、そこには、「ことば」では言い切れない

何かが、存在している。

そして、それは、たぶん、「魂」と言われる

部分に、関係している気がする。

声色(こわいろ)と言うけれど、宇宙物理学者で

パイプオルガンの奏者でもある、佐治博士が

「声色」に、その人のすべてがあらわれると

おっしゃっていた。とても、納得できる言葉だった。

私の敬愛する、藤岡宣男の「音色」は、「ド」の「音」

の向こうに、どんな「色」があったのか・・・・

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★ よのなかも つねにしあらねば やどにある

   さくらのはなも ちれるころかも


★ この世の中も、不変ではないのですから、我家の

   桜の花も、散るころかも知れませんよ・・・


     巻8-1459   久米女郎の報へ贈れる歌一首


おお、またもや、やられましたね。

あなたが、いつまでたってもいらっしゃらないから、私だって

心変わりしたかもしれないわ・・・と言うところでしょうか・・

やられましたね・・・それとも、あなたが、心変わりしたのかしら

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★ やとにある さくらのはなは いまもかも

    まつかぜはやみ つちにちるらむ



★ あなたの家の庭にある、桜の花は、松風に吹かれて

  槌に散ってしまっているのだろうか・・・

     巻8-1458   厚見王(あつみのおほきみ)

どうも、殿方のほうが女々しい感じがするのです。

相手の自分への恋心を桜の花にたとえて、自分の訪れを待ちかねて

心変わりしたのでは・・・と、不安がっている。

さて、女性側はなんと返歌したのか・・・・

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★ このはなの ひとよのうちは ももくさの

    こともちかねて おらえけらずや



★ この花のありとあらゆる愛の言葉を

  受け取りかねて、枝が折れてしまった

  ではありませぬか・・・・

        巻8-1457  娘子の和へたる歌一首

わぉ~どのように返歌するかと思ったら、やるではありませぬか

体よく断られてしまいましたね・・・笠金村様・・おかわいそうに

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