万葉歌手辻友子
万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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2024/11/21 (Thu)
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暮れかかる 夕べの空を ながむれば 木高き山に 秋風ぞ吹く
★ くれかかる ゆうべのそらを ながむれば
こだかきやまに あきかぜぞふく
★ 暮れ始めた、夕方の空を眺めると
木々が高くそびえたっている山に
秋の風が吹いている。
源実朝 山家の晩望といふことを
[0回]
2013/10/05 (Sat)
未選択
萩の花 くれぐれまでも ありつるが 月出でて見るに なきがはかなさ
★ はぎのはな くれぐれまでも ありつるが
つきいでてみるに なきがはかなさ
★ 萩の花は、日が暮れようとするぎりぎりまで
咲いていたが、つきが出て庭に出てみると
花が散っている・・・はかないことです。
源実朝 夕のこころを詠める
くれくれまで→普通は「暗い気持ちで」などに使う。
[0回]
2013/10/05 (Sat)
未選択
たそがれに 物思ひをれば 我が宿の 萩の葉そよぎ 秋風ぞ吹く
★たそがれに ものもひをれば
わがやどの はぎのはそよぎ あきかぜぞふく
★ 黄昏時に、物音の耽っていると、 我が家の
庭の萩の葉が、秋風にそよいでいる。
源実朝 夕の心詠める
[0回]
2013/10/04 (Fri)
未選択
おほかたに 物思ふとしも なかりけり ただ我がための 秋の夕暮
★ おほかたに ものもふとしも なかりけり
ただわがための あきのゆふぐれ
★ 世間一般の物思いなどではない。ただ、私を
悲しがらせるために訪れた秋の夕暮れよ
源実朝 夕の心を詠める
[0回]
2013/10/04 (Fri)
未選択
吹く風の すずしくもあるか おのづから 山の蝉なきて 秋は来にけり
★ ふくかぜの すずしくもあるか
おのづから やまのせみなきて あきはきにけり
★ 吹いてくる風が何と涼しく感じられるものだろう・・
ひとりでに山の蝉が鳴いて、秋が来たのだなぁ・・・
秋 ~寒蝉鳴く~ 源実朝
山の蝉→この場合ツクツクボウシの事
そうですよね~秋を感じるのは、やはり、風・・ですね
[1回]
2013/10/03 (Thu)
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女性
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