万葉歌手辻友子
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2024/11/21 (Thu)
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奥山に 岩垣沼に 木の葉落ちて しづめる心 人しるらめや
★ おくやまの いわかきぬまに このはおちて
しづめるこころ ひとしるらめや
★ 奥山の岩に囲まれた沼に木の葉が落ちて
沈んで行く・・・そのような、私の心を誰かしるだろうか・・・
源実朝 恋の歌
[2回]
2013/10/22 (Tue)
未選択
月影の それかあらぬか かげろふの ほのかに見えて 雲がくれにし
★ つきかげの それかあらぬか
かげろふの ほのかにみえて くもがくれにし
★ つきの光に見えたのは、あの方だったのか・・・陽炎の
ようにほのかに見えただけで、雲に隠れてしまった。
源実朝 恋の歌
[0回]
2013/10/21 (Mon)
未選択
夕月夜 おぼつかなきを 雲間より ほのかに見えし それかあらぬか
★ ゆうづくよ おぼつかなきを
くもまより ほのかにみえし それかあらぬか
★ 夕空に浮かぶ月よ・・・ぼんやりと、ほのかに見えたあの光は
本当に、月だったのだろうか・・・
源実朝 恋歌の中に
月は、愛しいあの人だった・・・
[0回]
2013/10/17 (Thu)
未選択
秋はいぬ 風に木の葉は 散りはてて 山さびしかる 冬は来にけり
★ あきはいぬ かぜにこのはは ちりはてて
やまさびしかる ふゆはきにけり
★ 秋はもういない・・・風に木の葉は散ってしまい
山は淋しくなってしまった・・・・冬が来たのだ。
源実朝 冬 10月1日よめる
[1回]
2013/10/15 (Tue)
未選択
ながれゆく 木の葉のよどむ 江にしあれば 暮れての後も 秋は久しき
★ ながれゆく このはのよどむ えにしあれば
くれてはのちも あきはひさしき
★ 流れてゆく木の葉が淀んで溜まっている入江なので
暮れた後も、秋は長く留まっているようだ。
源実朝 水上落葉
[0回]
2013/10/13 (Sun)
未選択
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